ABOUT大和木材グループとは

持続可能な「木と暮らす未来」を創造する

大和木材グループは
木を知るプロとして、木の可能性・魅力を最大限に引き出し、
街に人に寄り添い、自然と共に歩みます。
人と自然が調和する暮らしの中に
持続可能な「木と暮らす未来」を創造し続けます。

地球と人があるべき関係性を見つめなおし、
「持続可能な開発目標:SDGs」を事業に取り入れ、
「木と暮らす未来」実現のために立案、実行、基盤として確立し、
事業の発展を目指します。

代表取締役 石塚 匡史

MESSAGE代表メッセージ

住宅用木材の販売を始めて約70年。この期間わたしたちは、「木」という商品をとおして自然と共に歩み続け、着実に成長を続けてきました。この成長の原動力は、「木」を知るプロとして、「木」が人に与えるやすらぎと実用材としての可能性を伝えたいという想いでした。
しかし地球環境は現在、46億年にも及ぶ歴史の中で、もっとも危機的な状況に瀕しています。そしてその要因のほとんど全てが、ここ数百年の内に引き起こされたことばかりです。

この状況を食い止めるため、「木」を扱うわたしたちにできることはなんなのか。その答えのひとつが、植林事業の活性化だと考えています。

ご存知のとおり「木」は、地球温暖化の原因と言われている二酸化炭素を吸収しながら成長します。しかしある程度まで成長すると、その吸収量は著しく低下してしまうため、成長を終えた「木」は適正に伐採する必要があるのです。そしてそこから生まれた「木材」を、住宅用建材に限らずさまざまな用途で使用する一方で、山には再び「木」を植える。このサイクルを確立し、「木」という商品を反復継続して使い続けることで、恒常的に二酸化炭素を削減し続けることが可能になるのです。これこそわたしたち「木」を扱う大和木材グループが、持続可能な社会作りのために貢献できる、最大の企業活動ではないでしょうか。

しかし現在、国産材は輸入材に比べてコストが高いため、『売れないから植えない』、『売れないから切らない』という植林地が非常に増えてきてしまっています。それに伴い植林にまつわる雇用は低迷し、そこに紐づくさまざまな関連業種からも元気な声が届いてこないのが現状です。つまりこれら植林地の課題は決して山主だけのものではなく、自治体を筆頭とした地域社会全体で取り組むべき課題でもあるのです。

2015年3月以来、わたしたちはこの現状を打破するための想いを「木と暮らす未来プロジェクト」と名付け、企業活動の中心に置いています。「木」の持つ「力」や「可能性」を発信・具現化し、人と自然と社会に寄り添いながら、豊かな生活の創造に貢献していく。そしてさらに、子の世代、孫の世代にまで、生命に満ちた素晴らしい地球を残していく。
植林から始まる、持続可能な社会の形成。
これは今の時代に「木」を扱う企業の社会的責任であり、100年企業を目指すわたしたちにとっての新たなる意志と挑戦です。

代表取締役 石塚 匡史

代表取締役 石塚 匡史